2012年4月6日金曜日

42 インターネット広告

42 インターネット広告
「日本でのインターネット広告費は、2010年の実績で7747億円。総広告費の13.3%を占めている」

新聞・雑誌・ラジオ・テレビのマスコミ4媒体、いわゆるマス4が苦戦する中、インターネット広告費は04年にラジオを抜き、06年には雑誌も抜いた。09年には新聞をも抜いており今最も元気のいい広告となっている。



2012年4月5日木曜日

41 ダイレクト・マーケティング

41 ダイレクト・マーケティング
「仲介業者を通さず、ダイレクトに顧客にアクセスする手法」

ダイレクト・マーケティングとは企業と顧客との直接取引である。

ダイレクト・マーケティングの代表的手法は3つある

1 カタログ販売
2 テレビ・ショッピング
3 インターネット通販

ダイレクト・マーケティングには基本となる手順がある。
1 見込客を特定
2 媒体を通じて商品を告知
3 正規顧客として取り込む
4 顧客と長期的関係(リレーションシップ)を構築する

この中でも特に重要なのが顧客との関係を維持であり、そのために、データベース・マーケティングによるリレーションシップ・マーケティング→39を展開して、顧客とのワン・トウ・ワンの関係を築くように心がける。

顧客開拓の手法として取られるアウトバウンドは、コールセンターから顧客に電話をかけて商品の購入を促す活動で、効果的に行えば新規顧客の獲得や、顧客離れを防ぐと言われている。


2012年4月4日水曜日

40 ノンカスタマー(非顧客)とは

40 ノンカスタマー(非顧客)とは
「細分化が進み、飽和気味の市場では既存顧客ではないノンカスタマーが重視されている」

ドラッカー「30%の市場シェアであれば巨人である。しかし、それでも70%は自社のものを買ってくれていない。我々はその70%について何も知らない」

この70%はノンカスタマーを指す。そしてドラッカーは「かれらノンカスタマーこそ、来るべき変化を知らせてくれる重要な情報源である」としている。

そもそもマーケティングは、ニーズを分析してセグメンテーションを実行する(→12)という手順を踏む。つまり、特定されたニーズに対して思考を実施すると、必然的にそれ以外のニーズは切り捨てられる。ここがノンカスタマー層となる。

 市場細分化が進むと、切り捨てられる顧客が増え、市場は断片化が進行し、あっという間に飽和してしまう。こうなるとセグメンテーション以外のマーケティング手法が必要となる。じつはそれが→20で論じたラテラル・マーケティングである。ノンカスタマーを開発するための手法なのである。

チャン・キムとレネ・モボルニュが提唱した「ブルー・オーシャン戦略」もノンカスタマーに注目するマーケティング、またはマネージメント手法である。
この二人は、ノンカスタマーを1 消極的な買い手、2 利用しないと決めた買い手、3 市場から距離を置く買い手、の3段階に分類した。
その上で、だいたい産業は他の戦略グループにノンカスタマーがどのような価値を見いだしているのかを分析。その分析結果を以て、その価値を自社製品に付加したり、余分な価値を除去して価格を押さえたりして新しい価値を市場に提供する。

つまりノンカスタマーが代替品や、代替産業にどのような価値を見いだしているのかを考えるのが重要だという事。




2012年4月3日火曜日

39 リレーションシップ・マーケティング

39 リレーションシップ・マーケティング
「顧客との長期的な関わりから利益を得ることを目的とする。また顧客との関わりを重視する経営手法をカスタマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)と呼ぶ」

成熟した市場では新規顧客の獲得は困難。既存顧客の維持は、新規顧客の維持費用の20%でOKと言われる。また、顧客維持率が5%上昇すると、利益が25%〜125%もアップすると言われる。
そこで顧客生涯価値に着目し、既存の顧客との長期間の関わりで利益を得ようとする、リレーションシップ・マーケティングが注目されている。
顧客生涯価値とは、年間購読量と顧客期間をかけ合わせて求められる。この概念を拡大したのが、カスタマー・エクイティである。これはその企業の顧客の生涯価値の総計を示す。

顧客生涯価値やカスタマー・エクイティを重視するリレーションシップ・マーケティングでは、顧客満足度をきっかけとした顧客ロイヤリティの向上と顧客シェアの拡大を狙う。
顧客ロイヤリティは→27

顧客シェアは、市場シェアとは違うもの。ある顧客が購入するあるジャンルの製品のうち、自社製品が占める割合である。
従来のマーケティングは市場シェアの拡大が重視されたが、現代のマーケティングでは、顧客ロイヤリティと顧客シェアの拡大が重視される。



2012年4月2日月曜日

38 経験価値マーケティング

38 経験価値マーケティング
「顧客が実際に利用することで感じる価値を経験価値と呼ぶ」

コーヒーに価格の変動があるのは、それぞれを体験する場所に差異があるから。日用品にも、経験価値を見直す事で、付加価値を高められるということ。

経験価値マーケティングで重視されるのがタッチポイントである。その中でも従業員と、顧客との接点が重視される。この接触の瞬間を真実の瞬間と呼ぶ。これはスカンジナビア航空のヤン・カールソン社長によって世界に広められた。

飛行機の利用者と従業員との接点は5000万回。この機会を大事にしたことで顧客ロイヤリティが高められた。