コラム4
購買行動プロセス
消費者の購買行動をモデル化したものとしてAIDMAというものがある。
これは
1 Attention(注意)
2 Interest(興味)
3 Desire(欲求)
4 Memory(記憶)
5 Action(行動) の頭文字を取ったもの。
またここからMemoryを省いたAIDAというモデルもある。
これは企業は、広告活動によって注意や興味を引き起こし、欲求を刺激して商品を記憶させる。その記憶が持続する間に、さらに注意や興味を引き起こし欲求を増大化させて購買行動に向かわせるというもの。
しかしインターネットが普及した結果、AIDMAに代わり、→44で説明したAISASが提唱されるようになる。
AIDMAもAISASも5ステップで消費行動を捉えるが、冒頭の2ステップ以降の3つのステップが異なるのは説明のとおり。 そしてこれは→44のサーチ・エコノミーと深く関わっている。
なお、コトラーは購買決定プロセスの5段階モデルとして
1 問題認識、
2 情報検索、
3 代替製品の評価、
4 購買決定、
5 購買後の行動、を挙げている。
AISASでは、AIが1、Sが2と3、Aが4で、Sが5に対応している。
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