2011年6月14日火曜日

11 3iモデルとは?


コトラー「ブランド・アイデンティティ、ブランド・イメージ、ブランド・インテグリティ」の3つのiを指して3iモデルと呼ぶ。

ブランド・アイデンティティは、ブランドそのものを顧客の心理に位置づけさせるということ。
ブランド・イメージは、ブランドに対する良好な印象をもたらすことで、感情的なニーズを満足させるということ。
ここまではマーケティング2.0で行われてきたSTPとブランド戦略である。
マーケティング3.0では、ここにブランド・インテグリティが加わる。これはコトラー曰く「誠実であり、約束を果たし、当該ブランドに対する消費者の信頼を醸成する」という事である。

ブランド・インテグリティの実現に関しては、差別化とポジショニングが重要となる。そのためには誠実さを前面に出す必要がある。
そしてそれがまさに、協働マーケティング、文化マーケティング、スピリチュアル・マーケティングからなるマーケティング3.0にほかならない。
企業のミッションが、人々からリスペクトされるものであれば、それがまさに差別化となる。
それを追求するのがマーケティング3.0であり、ソフトパワーである。



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